仕事でLinuxサーバーのネットワーク・インターフェース周りの設定を調査してまとめるという作業を行ったので、ネットワーク・インターフェース周りの設定ファイルについて備忘録として残します。
- /etc/sysconfig/network
- /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0
- /etc/sysconfig/network-script/route-eth0
- さいご
/etc/sysconfig/network
このファイルには、システム上のすべてのネットワーク・インターフェースに有効な追加情報が指定されています。
IPv4ネットワーキングが有効化されること、IPv6ネットワーキングが有効化されないこと、システムのホスト名、およびデフォルト・ネットワーク・ゲートウェイのIPアドレスが定義されている。
ここでIPv6を利用しないのにマシン上で有効にしたままにしているとDNS絡みで余計な問い合わせが増えて通信速度の低下がありえる。
■書式
NETWORKING=yes #ネットワークを有効にするという設定 HOSTNAME=hoge #マシンのホスト名 GATEWAY=192.168.1.1 #デフォルト・ゲートウェイ(ルータ)のIPアドレス
/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0
システム内の最初のイーサネット、ネットワークインターフェースカード(NIC)を制御する。
■書式
DEVICE=eth0 #ネットワークインターフェース名 BOOTPROTO=static #システム起動時にIPアドレス等を割り当てられるしくみを利用するか否かの設定(BOOTP/DHCP/NONE/Static) BROADCAST= #ブロードキャストアドレス IPADDR= #そのシステムのIPアドレス NETMASK= #ネットマスク NETWORK= #そのシステムが属するネットワーク HWADDR= #MACアドレス ONBOOT= #起動時に有効にするかどうか
/etc/sysconfig/network-script/route-eth0
■書式
宛先 Via ゲートウェイ
静的ルートの追加を行う。
ルーティングテーブルの設定が出来る。
さいご
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もし、記載している内容が間違えていれば遠慮なくコメントしてください!
私自身の勉強になりますし、他の人がこの記事を見た時に間違えた情報を見ることになってしまうので💦