【Linux】Linuxの基礎的なディレクトリ


Linuxに慣れていないとディレクトリの役割が良くわかりませんよね。


ここではシンプルにLinuxディレクトリをまとめます。

/usrディレクト


名前を見るとユーザのディレクトリに見えるんだけど、実際は「各ユーザが共通して利用するプログラムおよびライブラリ等を置くディレクトリ」です。

ユーザごとの個人的なファイルは/homeディレクトリ配下のホームディレクトリに置くことが一般的です。

/usrディレクトリのサブディレクトリたち

/usr/bin/

ユーザが利用するコマンドのディレクト

/usr/include/

C言語で利用されるヘッダファイル

/usr/lib/

ライブラリのディレクト

/usr/local/

ローカルで管理するファイル群

/usr/sbin/

管理者専用のコマンドおよびプログラム

/usr/share/

アーキテクチャに依存しないファイル

/usr/X11R6/

X Window Systemに関するファイル

/usr/games/

ゲーム等

/usr/src/

ソースコード

/etcディレクト

各種設定ファイルが置かれているディレクト
.confファイルがいっぱい置いてあるところ


radiusとかいろんなミドルウェアを入れたとしても設定ファイルはetcディレクトリ配下のサブディレクトリとかで作られることが一般的。

/rootディレクト

rootユーザのディレクトリ。

ユーザごとのディレクトリは/homeディレクトリですが、rootユーザのディレクトリは別。

homeディレクトリに何か問題があった時のために専用のディレクトリに分かれています。

/tmpディレクト

一時的に使うファイルやディレクトリを置くためのディレクト


temporaryの略です。

このディレクトリの物は再起動すると消えます。

/varディレクト

ログファイルやキャッシュファイル等の一時的なデータを置いておくディレクトリ。

よく/var/logディレクトリにログを溜めるようになっているので見る機会も多いと思います!

/homeディレクト

各ユーザごとのホームディレクトリを含むディレクトリ。

ユーザを作るとホームディレクトリができます。


さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

もし、記載している内容が間違えていれば遠慮なくコメントしてください!


私自身の勉強になりますし、他の人がこの記事を見た時に間違えた情報を見ることになってしまうので💦

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